村上春樹『スプートニクの恋人』の主題歌は?(感想付き)
主題歌
感想
「ああ、愛は正体を少し見せて
また薄いカーテンの向こうへ消える」
この曲のサビで極めて象徴的な一節である。
愛が如何に「掴み取る」ことのできない実態を持たぬものか、
愛が如何に人に劇的なものをもたらすか。
愛とは一体なんなのだろうか。
「ぼく」は「すみれ」という愛を、すみれは「ミュウ」という愛を、「ミュウ」は「愛」というものの正体を探している。
それは複雑で困難な行為である。
しかし、もしかすると愛はふとした時に向こうからやってくるものかもしれない。
それを続けていさえすれば。
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